肌に塗る日焼け止めには、いずれもSPFとPAの記載があります。 これらの数値が高ければ高いほど、紫外線を防止してくれますが、やみくもに高ければよいというものではありません。 どういったものが自分の用途に合っているか、どういった点を注意して選ぶべきかについては以下のとおりです。
まず、SPFは50+、PAは+++が最高値です。 洗濯物干しや庭掃除といった普段の家事や、買い物などの日常生活では、SPFは10から30程度、PAは+から++程度で十分です。 海で水着になったり、ゴルフやテニスなどのスポーツをしたり、炎天下で遊ぶときには最高値のものがよいでしょう。
その他、機能や使い心地についても、用途や好みで使い分けましょう。 水に入るときや、スポーツで汗をかくときには、防水で落ちにくいウォータープルーフのものがおすすめです。 ちなみに、ウォータープルーフのものはたいてい普通の石鹸では落ちにくくなっていますので、専用のクレンジングが 必要な場合があります。きちんと落とさないと肌に悪いので、パッケージの記載をよく読んで、きちんと落としましょう。 また、肌の弱い人には子供向けのものが、刺激が強くなくてよいでしょう。 以前は日焼け止めを塗ると白っぽくなってしまいがちでしたが、最近は品質がよくなってきて、SPFやPAの数値が高いもの でも、あまり白くならずにすむものがほとんどです。 塗り心地などは、夏ですのでべたべたしなくて、さらっとした感触のものが気持ちよく使えます。 クリームタイプやジェルタイプ、スプレータイプなどの様々なものがありますので、塗る箇所に応じて変えてもよいですね。
自分に合った日焼け止めを塗って、しっかりと紫外線を防ぎましょう。